犬に必要な水分量はどれくらい？ 必要な水分量の計算方法と水分補給のコツ

必要な水分量の計算方法と水分補給のコツ

1日に必要な水分量、知っていますか？
犬は体重の約60%を水が占めていて、10%程の脱水でも健康を害します。ただ、犬は必要な水分量の7割程度を確保できていると喉の渇きを覚えず、知らない間に水不足になっていることも…シニア犬の場合はさらに喉の渇きを感じにくいため、飼い主の配慮が不可欠です。

今回は、1日に必要な水分量の計算方法、上手に水分補給をするコツをご紹介します。

1日に必要な水分量の計算方法

気温や湿度、健康状態によっても必要な量は前後しますが、1日に必要な水分量は「摂取エネルギー量」や「体重」を目安に出すことができます。

・摂取エネルギーから

1日の摂取エネルギー量とほぼ同じ＝1日に400kcal必要な子は400cc

・体重から（成犬の場合）

体重1kgあたり50～60cc=3kgの場合は150cc～160cc

そこからドライフードやウェットフードに含まれている水分量を引くと、1日に必要な水分量がわかります。
計算すると、「うちの子そんなに水分を摂っていない」と思った方も多いのではないでしょうか？実は、飲み水だけで十分な水分量を確保するのはとても難しいのです。

上手に水分補給をするコツ

脱水症状を防ぐためには、こまめに水分補給をする工夫が必要です。

・ドライフードをふやかす

・ドライフードにウェットフードをトッピングする

・トマトやきゅうりなど、水分量が高い野菜をフードにトッピングする

・ヤギミルクやスープ、茹で汁など、嗜好性の高い水分を与えるドッグツリーの「ベストフリーズドライ リゾット」や「サフリカ ヤギミルクプラス」も水分補給におすすめ。常備しておくと安心です。

ベストフリーズドライリゾット

水だけで戻せる国産・無添加のリゾット。ささみと鮭の2種類。水の量を増やすとスープにもなります。

サフリカ ヤギミルク

水に溶かして使う粉末タイプのヤギミルク。ヤギミルクの香りで嗜好性がぐんとアップします。

とても大切な水分補給。気温や湿度が上がる時期には特にご注意を。